バイリンガル保育園と英語スクールの違い
「英語スクールと何が違うの?」。似ているようで、目的も英語量も、母語の育ち方も大きく異なります。家庭に合う選び方まで、わかりやすく整理します。
「子どもに英語を」と考えたとき、多くのご家庭が最初に迷うのが、英会話教室(英語スクール)に通わせるか、それともバイリンガル保育園・英語保育園に預けるか、という選択です。名前が似ているうえ、どちらも「英語に触れられる」とうたうため、違いは見えにくくなっています。けれど実際には、両者は目的も、英語に触れる量も、母語の扱いもまるで違います。ここでは、その違いをひとつずつ整理しながら、ご家庭に合うのはどちらかを考えていきます。
ひとことで言うと「勉強しに行く場所」か「過ごす場所」か
いちばんの違いは、英語との関わり方そのものです。英語スクール(英会話教室)は、週に1〜数回、決まった時間に英語を“習いに行く”場所。いっぽうバイリンガル保育園・英語保育園は、朝から夕方まで、一日を英語のなかで“過ごす”場所です。前者にとって英語は「勉強する対象」ですが、後者にとって英語は「生活のための道具」。この立ち位置の違いが、そのまま身につき方の差になって表れてきます。
目的・英語量・母語・預かり時間で比べる
もう少し具体的に、四つの観点で並べてみましょう。まず目的。英語スクールは英語の習得そのものが中心ですが、バイリンガル保育園は保育・教育を土台にしながら、その延長として英語も育てていきます。次に英語に触れる量。ここが最も差の出るところで、スクールが週に数十分〜数時間なのに対し、保育園では毎日、数時間を英語で過ごします。三つめの母語である日本語の扱いも見逃せません。英語スクールは基本的にノータッチですが、質の高いバイリンガル保育園は、日本語の語彙や読み書き、考える力もあわせて伸びるように設計されています。最後に預かり時間。レッスンの間だけのスクールに対し、保育園は共働きのご家庭でも使える長時間保育に対応します。ひとことでまとめれば、英語を“点”で足すのが英語スクール、生活という“面”で育てるのがバイリンガル保育園です。
「インターナショナルプリスクール」との違いは?
では、インターナショナルプリスクールとはどう違うのでしょうか。英語環境で一日を過ごす点は、バイリンガル保育園とよく似ています。分かれ道になるのは、英語だけで過ごす(英語100%)のか、日本語も併用するのか、そして母語である日本語の教育をどこまで行うのかという点です。ご家庭が海外への進学や移住を見すえているなら英語100%型が合いますし、日本で暮らしながら「英語も日本語も」の両方を伸ばしたいなら、母語の力もしっかり育てる日英バイリンガル型が向いています。
どう選べばいい?
選び方の基準はシンプルです。「英語に少しだけ触れさせたい」のであれば英語スクールで十分ですし、「保育も教育も英語も、まとめてお願いしたい」ならバイリンガル保育園が近道になります。そのうえでバイリンガル保育園を比べるときは、一日の英語比率、ネイティブを含む講師の有無、日本語(母語)教育の設計、少人数かどうか、探究など英語以外の学び、そして連絡帳やライブカメラで日々の様子が見えるか。こうした点を見学で具体的に確かめてみてください。英語イマージョンそのものの仕組みは、こちらの記事でくわしく解説しています。
Silicon Valley Academyの場合
目黒区八雲(都立大学駅の徒歩圏)のSilicon Valley Academyは、0歳からの日英イマージョン保育。午前は英語・午後は日本語で、母語の力もじっくり育てる真のバイリンガル教育です。詳しくは特徴・カリキュラム、通っているご家庭の口コミ・評判もご覧ください。